軽減税率「議論をしている」…首相、母校で講演

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軽減税率「議論をしている」…首相、母校で講演



　野田首相は２２日、東京都内の母校・早稲田大学で講演し、消費税率引き上げ時の低所得者対策として、生活必需品などの税率を軽くする軽減税率の導入を検討する考えを重ねて示した。
　首相は「食料品などを含めて複数税率にし、場合によっては何かをゼロにしたり軽くしたりする方がいいのかどうか、という議論がある。メリット、デメリット（がある）。そういう議論を今している」と述べた。
　軽減税率については、公明党が、税率を８％に引き上げる段階から導入するよう求めている。
　首相は消費増税を含む社会保障・税一体改革、政治改革、行政改革への決意を強調したうえで、「成功の要諦は、成功するまで続けるところにある。粘り強い折れない心を持ちながら、一つ一つヤマを乗り越えていきたい」と語った。

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タグ：軽減税率 議論 首相